ドナルド・トランプ前米大統領の陣営は23日、ジョー・バイデン大統領とカマラ・ハリス副大統領の陣営が集めた資金をハリス氏が引き継ぐことを阻止すべく、連邦選挙委員会(FEC)に申し立てを行った。トランプ陣営は、ハリス氏が自身の選挙運動を開始する際に、別の候補者のために集められた資金を不正に獲得したと主張した。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が申し立ての内容を確認した。トランプ陣営の弁護士デービッド・A・ウォリントン氏は書簡で、「21日まで、ジョー・バイデン米大統領はカマラ・ハリス氏を副大統領候補に指名する意向を表明していたが、実際にはハリス氏は何の候補でもない」と指摘。「ハリス氏は米史上最大の選挙資金法違反を犯しつつある」と訴えた。
トランプ陣営、ハリス氏の選挙資金引き継ぎに異議申し立て
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