正解は……

 

A

◎ (A)「長いあいだお世話になりました。御社のご多幸をお祈りしております」
△ (B)「最後なのでご忠告しますが、今、この条件で受ける会社はないですよ」
× (C)「生意気ですが『代わりはいくらでもいる』は、こっちのセリフです」

解説

 大きな会社に勤める方の中には、いわゆる「下請け」や「出入り業者」を安くこき使うのが仕事だと思っている人がいます。しかし、自分が「強い立場」だと思っていたら大間違い。その手の勘違い野郎は、状況が変われば真っ先に取引先に見捨てられます。

 運送業界に限らず、ブラックな取引先とは縁を切ったほうがいいケースは多々あります。ただ、捨て台詞を吐くような真似をすると、狭い世界の中で悪い評判が流れかねません。ここはAのように、礼儀正しいけどおざなりな定型文で別れを告げましょう。

「ガツンと言ってやる」と思ったとしても、Bぐらいが限界。しかも、相手には響かないでしょう。いちばん言ってやりたいのはCですが、そこは抑えるのが大人の自制心です。

ブラック取引先が「おたくの代わりはいくらでもいる」と嘲笑→縁切り覚悟で何と言う?