米ペンシルベニア州ピッツバーグにある飲食店パメラズ・ダイナーの薄くてカリっとしたパンケーキは長年、政治的立場を超えて大統領候補者たちの注目を集めてきた。ジョージ・W・ブッシュ元大統領やバラク・オバマ元大統領が同店を訪れている。オバマ氏は2008年、地元紙にここのホットケーキは「これまで食べた中で最高レベル」だとし、シロップをかける必要もないほどだと語った。オバマ政権は翌年、同店の共同オーナーをホワイトハウスに招待し、腕を振るってもらった。しかし先月、民主党の副大統領候補であるティム・ウォルズ氏(ミネソタ州知事)がパメラズに立ち寄った際、同店のフェイスブックページに投稿されたその訪問写真はすぐに激しい批判を浴びることになった。
米大統領選の候補者立ち寄り、店主の複雑な胸の内
かつては良い宣伝になったが、激しく分断する消費者からボイコットや脅しも
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