「ダイエットにはガマンが必要」「痩せてもどうせリバウンドする」…。そんな世間の常識を覆した話題のダイエット本の「実践篇」が満を持して登場! 新刊『3か月で自然に痩せていく仕組み 実践BOOK』(野上浩一郎著)では前著の理論に基づき、おすすめの朝・昼・晩の家メシレシピや外食メニューを紹介。すぐにダイエットに取り組みたくなる仕掛けも満載です! この連載では本書より抜粋して、3か月で自然に痩せて二度と太らない体になる「3勤1休ダイエット」のコツを紹介します。
時間が経った揚げ物は最悪!
フライドポテト、天ぷら、唐揚げなど、揚げ物の多くは娯楽食、あるいはグレーゾーンです。ですから、基本的にはおつまみは前回、紹介したものがおすすめ。それでも、どうしても食べたいときの「『抜け道』の『抜け道』」を紹介します。
それは、どうせ食べるなら揚げたてを食べる、ということです。時間が経つと、揚げ物の中に含まれる脂が酸化しやすくなり、それを摂取することによって体内で炎症が起こりやすくなります。
炎症が持続すると、インスリンの感受性が低下し、血糖値が乱れやすくなって、脂肪の蓄積が促されるリスクが高まります。簡単にいえば、揚げ物は時間が経てば経つほど、体に悪く太りやすくなるのです。
*本記事は、「3か月で自然に痩せていく仕組み 実践BOOK」から抜粋・編集して構成しています。
著者:野上浩一郎(治療家・ダイエットコーチ) 記事監修:西井義典(医師)
治療家・ダイエットコーチ・バランス整骨院 中原院長
大学卒業後、IT系企業に就職するも「もっと人と関わる仕事をしたい」と転職。その後、修行時代を経て2015年に神奈川県で整骨院を開業。開業して「痛みと同じくらい肥満に悩む人が多い」と気づき、ダイエット指導を開始。コロナ禍では、コーチングをベースにした90日間のオンライン・ダイエットプログラムを提供し、その参加者のダイエット成功実績は90%を超える。のべ3万人の施術経験と、700人のダイエット指導実績あり。
医師・西井医院院長
2000年、三重大学医学部卒業。三重中央医療センター、松阪厚生病院などを経て、三重県松阪市の医療法人である実家の西井医院を継ぐ。専門は呼吸内科だが、開業後は「地域のかかりつけ医」として検診から高血圧・高脂血症・糖尿病・痛風といった慢性疾患などまで、幅広く診察している。