「ダイエットにはガマンが必要」「痩せてもどうせリバウンドする」…。そんな世間の常識を覆した話題のダイエット本の「実践篇」が満を持して登場! 新刊『3か月で自然に痩せていく仕組み 実践BOOK』(野上浩一郎著)では前著の理論に基づき、おすすめの朝・昼・晩の家メシレシピや外食メニューを紹介。すぐにダイエットに取り組みたくなる仕掛けも満載です! この連載では本書より抜粋して、3か月で自然に痩せて二度と太らない体になる「3勤1休ダイエット」のコツを紹介します。
副菜を多めに作り置き、自分は副菜を多めに食べる
この連載でもお伝えしている通り、3勤1休ダイエットでは、「高糖質・高脂質」の娯楽食は、3日に1日の、ダイエットOFFの日だけにします。しかし、家族と一緒に暮らしていて、家族の中で自分ひとりがダイエットをしている場合、ダイエットをしていない家族は、毎日、「娯楽食」を食べたがることもあると思います。
そうすると、それぞれ用意するのは大変だから、ついつい自分も娯楽食ばかりになってしまうことがありますよね。
そういう場合は、主菜は同じ「娯楽食」にしてもかまいません。ただし、娯楽食の量は少なめにして、その分、本書に掲載している「まごわやさしい」副菜を多めに食べるようにしてください。
もちろん、ダイエットONの3日間は娯楽食を控えるのがベターです(特にNG30品)。けれども、それを完璧に守るために、自分用と家族用の食事を作るなんて大変ですよね。だから、そんなに頑張らなくて大丈夫。大切なのは、自分を追い込まずに、無理なく習慣化していくことです。
子どもの食べ残しを食べるかどうかは、よく考えて!
また、お子さんが小さいと、食べ残しを捨てるのがもったいないから、仕方なくそれを食べることもあるでしょう。食べ物を大事にするのは、とても素晴らしいことです。しかし、あなたの胃袋はゴミ箱ではありません。ゴミ箱に捨てるか、それともあなたの胃袋をゴミ箱にするのか。それを決めるのはあなたです。
*本記事は、「3か月で自然に痩せていく仕組み 実践BOOK」から抜粋・編集して構成しています。
著者:野上浩一郎(治療家・ダイエットコーチ) 記事監修:西井義典(医師)
治療家・ダイエットコーチ・バランス整骨院 中原院長
大学卒業後、IT系企業に就職するも「もっと人と関わる仕事をしたい」と転職。その後、修行時代を経て2015年に神奈川県で整骨院を開業。開業して「痛みと同じくらい肥満に悩む人が多い」と気づき、ダイエット指導を開始。コロナ禍では、コーチングをベースにした90日間のオンライン・ダイエットプログラムを提供し、その参加者のダイエット成功実績は90%を超える。のべ3万人の施術経験と、700人のダイエット指導実績あり。
医師・西井医院院長
2000年、三重大学医学部卒業。三重中央医療センター、松阪厚生病院などを経て、三重県松阪市の医療法人である実家の西井医院を継ぐ。専門は呼吸内科だが、開業後は「地域のかかりつけ医」として検診から高血圧・高脂血症・糖尿病・痛風といった慢性疾患などまで、幅広く診察している。