「そりゃムリでしょう…」お金を稼げない人の思考の特徴・ワースト1

投資に役立つ世界の経済ニュースを独自の視点からわかりやすく解説する、チャンネル登録者数50万人、総視聴数9400万回を超える人気投資系YouTuberのバフェット太郎氏。
冷徹な市場分析と鋭い舌鋒で予想を次々に的中させる一方で、その投資スタイルは堅実で実践しやすいと投資初心者から経験者まで幅広い支持を集めている。
そんな同氏の新刊『投資の教室 人生を変えるマネーマシンのつくり方』（ダイヤモンド社）は、お金を生み続ける「マネーマシン」のつくり方と考え方、新NISAの鉄則や個別株や新興国株、金やビットコインなどの投資の基本を凝縮した一冊だ。その一部を抜粋・編集し、お届けする。

稼げるかどうかは考え方次第

　お金を稼ぐ人と稼げない人の大きな差は、努力や能力、才能ではなく、考え方にあります。

　そのため、もし、あなたが人的資本の最大化を目指してお金を稼ぎたいなら、お金を稼ぐ人と同じように考えるクセを身につけてください。

　もし、あなたがお金を稼げない人と共通するモノの考え方をしていたら、いくら努力を重ねても満足のいく成果は出にくいですから、その考え方はすぐに捨ててください。

「失敗しない」唯一の方法

　お金を稼げない人たちほど、ビジネスを始めるまでに時間をかけるのは、失敗や損を極端に恐れているからです。

　たしかに一度の失敗で人生が台無しになるほどの挑戦なら慎重になった方がいいですし、むしろ考え直した方がいいと思いますが、お金をそれほどかけなくて済むネットビジネスなら、失敗や損を恐れる必要はありません。

　また、失敗や損を回避する唯一の方法は挑戦しないことですから、失敗や損を恐れることでビジネスの挑戦回数をゼロにすれば、必然的に失敗しない人生を歩むことができます。

　しかし、それは成功とは程遠い人生ですし、当然お金を稼ぐこともできません。

「5回に1回の成功」を喜ぶ人

　お金を稼ぐ人たちは、成功するまで挑戦し続ける人ですから、失敗は成功するまでの過程でしかありません。

　たとえば、損失が限定されている成功確率20％のビジネスがあった場合、お金が稼げない人たちほど、80％の確率で失敗するなら挑戦すべきではないと考えますが、お金を稼ぐ人たちは、5回挑戦すれば1回くらいは成功すると考えて喜んで挑戦します。

　お金を稼げない人たちほど、その4回の他人の失敗を笑いますが、お金を稼ぐ人たちは他人の評価を気にすることなく、その1回の成功のために挑戦し続けるのです。

（本稿は、『投資の教室 人生を変えるマネーマシンのつくり方』を抜粋、再構成したものです）