米国際開発局（USAID）は3日、本部を閉鎖し、職員を締め出した。実業家イーロン・マスク氏率いる政府効率化省（DOGE）が対外援助機関への統制を強めようとする中での動きだ。USAID職員向けの電子メールによると、USAID指導部が閉鎖措置を取った。返信する場合の宛先になっているメールアドレスは、ギャビン・クリガー氏に関連するものと思われる。リンクトインのプロフィルによると、クリガー氏は人事管理局（OPM）局長の特別顧問。同氏はDOGEで働いている。メールは「USAID指導部の指示により、2025年2月3日月曜日に首都ワシントンの『ロナルド・レーガン』ビルにあるUSAID本部は同局の職員に対して閉鎖される」とした。