楽しみが“贈り物”に変わる瞬間…101歳の販売員がつくり続けるモノとは？

101歳、現役の化粧品販売員として活躍している堀野智子（トモコ）さん。累計売上高は約1億3000万円で、「最高齢のビューティーアドバイザー」としてギネス世界記録に認定されたキャリア61年のトモコさんが、年をとるほど働くのが楽しくなる50の知恵を初公開した話題の書『101歳、現役の化粧品販売員 トモコさんの一生楽しく働く教え』（ダイヤモンド社）より一部を抜粋・編集したものをお送りする。佐藤優氏（作家・元外務省主任分析官）が「堀野氏の技法は、ヒュミント（人間による情報収集活動）にも応用できる」と絶賛（日刊ゲンダイ・週末オススメ本ミシュラン）する世界一の先輩による“人生訓”は、アナタの疲れた心を元気にしてくれる！

コロナ禍で増えた編み物の時間

　2020年に、100年に一度の大規模な感染症といわれるコロナ禍に見舞われてからは、

　外出時間が減って編む時間が格段に増えました。

ソックスカバーづくりをスタート

　そのタイミングで始めたのが、毛糸でソックスカバーを編むことです。

　細い糸を2本取りにして編むのですが、

「靴下の上から履くと温かくてすごくいい」と言ってもらえたのがうれしくて、

　誰かにあげるあてもなくせっせと編み続けています。

どんどん増えるソックスカバー

　何十足分もたまっているので、

　うちに来た人みんなに「好きなのを持って行って」と言ってもらってもらうようになりました。

「友達にもあげたいから、もうちょっともらっていい？」と言ってくれる人も増え、ありがたい限りです。

楽しみながら人の役に立てる幸せ

　楽しみながら人様のお役に立てるのですから、

　こんないいものはありません。

※本稿は、『101歳、現役の化粧品販売員 トモコさんの一生楽しく働く教え』（ダイヤモンド社）より一部を抜粋・編集したものです。