西側諸国の現・元当局者によると、ウクライナは米国からの軍事支援が止まっても、今年の夏までは現在の戦闘ペースを維持できる。だがその後は弾薬不足に陥り、最新鋭兵器の一部を使用できなくなる可能性があるという。ドナルド・トランプ米大統領が先日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領を批判したことで、同国政府は、3年に及ぶ戦争でロシア軍を押し返すのに不可欠だった米国の軍事支援を失う可能性を直視せざるを得なくなっている。米国のバイデン前政権が任期終盤に実施または契約した大規模な兵器供給により、ウクライナは少なくとも年央まで現在のペースで戦い続けられるはずだと、米国防総省の元高官セレステ・ウォランダー氏は述べた。ウクライナ人アナリストの間では、それ以上もつかもしれないとの声もある。