ドナルド・トランプ米大統領は15日、米軍にイエメンの親イラン武装組織フーシ派への攻撃を命じ、「地獄が降り注ぐだろう」と語った。フーシ派は紅海周辺を通過する船舶への攻撃再開を明らかにしていた。トランプ氏は自身のソーシャルメディア、トゥルース・ソーシャルに「われわれの勇敢な戦士たちは現在、テロリストの拠点や指導者、ミサイル防衛施設に対して空爆を実行している。米国の船舶、航空機、海軍資産を守り、航行の自由を回復するためだ。いかなるテロ勢力も、米国の商船や艦船が世界の海路を自由に航行するのを阻止することはできない」と投稿した。現地報道によると、15日にイエメンの首都サヌア周辺で爆発があった。フーシ派が指揮する保健省の当局者は少なくとも12人が死亡、9人が負傷したと述べた。同省の報道官はXで「民間人や民間施設を標的にする犯罪を非難し、糾弾する。これは完全な戦争犯罪だとみなす」と述べた。
米軍がフーシ派攻撃 トランプ氏「地獄が降り注ぐ」
イエメン首都のフーシ派指導者宅も標的か
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