ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領に対し、トルコのイスタンブールで今週、自身との直接会談に応じるよう呼びかけた。停戦前の協議を提案していたプーチン氏の提案を、ドナルド・トランプ米大統領が支持したことを受けての対応となる。ウクライナとロシアは大幅な譲歩を避けつつ、3年にわたる戦争の終結を求めるトランプ氏をなだめようとしている。外交駆け引きと瀬戸際政策を続ける中、ゼレンスキー氏は15日の会談実施に向け、トルコでプーチン氏を待っていると発言して賭けに出た。プーチン氏はゼレンスキー氏の提案に対し、今のところ反応を示していない。プーチン氏は、2022年に頓挫した高官らによる協議再開を提案してきたが、ゼレンスキー氏の提案はその範囲を超える内容となる。プーチン氏はこれまで、ゼレンスキー氏を繰り返し拒絶し、同氏の正当性に疑問を投げかけてきた。
ゼレンスキー氏、ロシアとの協議に同意 トランプ氏の介入受け
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