米金融大手モルガン・スタンレーは、顧客のマネーロンダリング(資金洗浄)リスクの審査を巡り米金融業規制機構(FINRA)から調査を受けている。事情に詳しい複数の関係者によると、米国の金融取引業の自主規制機構であるFINRAは、2021年10月から24年9月までの期間におけるモルガン・スタンレーの顧客審査やリスク評価などに関する慣行に焦点を当てている。同行はマネロン対策が不十分だったとしてすでに連邦当局から制裁金を科せられており、FINRAの判断次第では制裁金が上乗せされる可能性がある。
モルガン・スタンレーの顧客審査、金融業規制機構も調査
有料会員限定
あなたにおすすめ