米トランプ政権は次の連邦準備制度理事会(FRB)議長に新たな候補を検討している。元連銀総裁やベテラン経済顧問を候補者リストに追加した。複数の政権当局者が明らかにした。それによると、現時点で次期議長候補に挙がっているのは前セントルイス連銀総裁のジェームズ・ブラード氏、ジョージ・W・ブッシュ政権で国家経済会議(NEC)副委員長を務めたマーク・サマーリン氏、NEC現委員長のケビン・ハセット氏、FRB現理事のクリストファー・ウォラー氏、元FRB理事のケビン・ウォーシュ氏など。ブラード氏とサマーリン氏は、候補に検討されている約10人のリストに追加された。当局者の話では、ドナルド・トランプ大統領は次期FRB議長選定の指揮役にスコット・ベッセント財務長官を充てた。まずはベッセント氏が各候補者と面談して最終候補を絞り込み、そこからトランプ氏と面談する予定だ。トランプ氏は、他の上級顧問も選考過程に関与するとしている。
DJ-米政権、次期FRB議長候補増やす 新たにブラード氏とサマーリン氏
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