トランプ米政権は労働省労働統計局(BLS)の局長候補者と面接を行っており、その中には同局を長年批判してきた人物も含まれていると、政権高官が明らかにした。政権当局者らは、弱い雇用統計を受けてドナルド・トランプ大統領が今月、労働統計局長を解任したことで、その後任候補を検討している。面接を受けている候補者の一人は、保守系シンクタンク、ヘリテージ財団のチーフエコノミスト、E・J・アントニー氏で、同氏は長年、同局の雇用統計についてその収集方法を批判してきた。政権高官によると、面接プロセスにはさまざまな候補者との協議が含まれ、現在も継続中だ。トランプ氏は同局のトップに誰を指名するかについて、まだ発表していない。
米政権、労働統計局トップに長年同局を批判する人物を検討
ヘリテージ財団チーフエコノミストのE・J・アントニー氏が候補に
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