米娯楽・メディア大手ディズニー傘下のスポーツ専門チャンネルESPNは、プロ野球の大リーグ(MLB)と試合放映権を巡る大詰めの交渉を行っている。年間約5億5000万ドル(約810億円)規模の3年契約を結ぶ可能性がある。事情に詳しい関係者らが明らかにした。この金額は、以前ESPNが放映権料の減額を求めて破談となった時と同じだ。合意すれば、MLBのストリーミングサービス「MLB.tv」をESPNのサービスに組み込むことになるという。関係者によると、契約はまだ締結されておらず、条件が変更される可能性もある。MLBはESPNとの交渉と並行して、NBCユニバーサルやネットフリックスなど、複数の企業との間で新たな放映権交渉を進めており、視聴者層の拡大を目指している。
ESPN、MLBと契約交渉大詰め 16億5000万ドル規模
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