サントリーHDの中核会社の
平均年収は1100万円超

 続いて、2位はサントリー食品インターナショナル。

 新浪剛史前会長の“違法サプリ疑惑”が問題となったサントリーホールディングスは非上場の親会社だ。サントリー食品インターナショナルはグループの中核会社として飲料、食品の製造・販売事業を行っている。

 平均年収は1114.2万円(平均年齢41.2歳)。前年ランキングも同じく2位だったが、平均年収は前年の1130.3万円(41.3歳)から16.1万円減少した。

 3位は味の素で、平均年収は1072.7万円(平均年齢44.5歳)。注目すべきは従業員数だ。3480人と、トップ5社の中で最も多い。多くの従業員を抱えながら高年収を実現している。

 4位は明治ホールディングス。チョコレートや乳製品の製造・販売で知られる明治の持ち株会社だ。平均年収は1036.8万円(平均年齢45.7歳)だった。

 5位のキリンホールディングスは平均年収956.6万円。平均年収が1000万円を超えたのは、上位4社のみとなった。

 トップ5は東京都に本社がある企業ばかりだったが、大阪府に本社を置く食品メーカーでは、6位に不二製油グループ本社(平均年収940.4万円)、13位には江崎グリコ(平均年収823.3万円)、日本ハム(822.3万円)がランクインしている。

 また、平均年収800万円超は20社、600万円超が62社だった。詳細は次ページ以降のランキング表をチェックしてみてほしい。

(ダイヤモンド・ライフ編集部 松本裕樹)