あなたなら150歳以上まで生きる可能性にいくら投資するだろうか。健康寿命が20年延びる可能性ならどうだろう。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が米調査会社ピッチブックのデータや企業の公式声明、規制当局への届け出に掲載された長寿に関する投資案件を分析したところ、大富豪はこの25年で50億ドル(約7400億円)超を投じている。長寿産業に投資している著名人には、ピーター・ティール氏やサム・アルトマン氏、ユーリ・ミルナー氏、マーク・アンドリーセン氏といったシリコンバレーの大物がいる。WSJの分析によれば、ティール氏はおよそ10社を通じて長寿を追求しており、これらの企業は7億ドルを超える資金を調達している。この中には、ティール氏のベンチャー企業から資金提供を受けたところもあれば、同氏が支援する非営利団体から資金を調達したところもある。
「長生きの科学」に富豪マネー流入
ピーター・ティール氏やサム・アルトマン氏などの投資家が長寿科学に多額の資金を投じている
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