著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイは、米オキシデンタル・ペトロリアムが債務を原動力として石油大手を目指す取り組みを支援してきた。今度はオキシデンタルのバランスシート改善を支援し、その見返りに主要事業を手に入れようとしている。バークシャーは、オキシデンタルの石油化学事業「オキシケム」を現金約97億ドル(約1兆4300億円)で買収することで、米国最大規模の石油化学事業の一つを支配下に置くことになる。また今回の買収は、オキシデンタルの財務状況と化石燃料事業への野心に対する、筆頭株主のバークシャーからの大きな支援でもある。
バークシャー、再びオキシデンタルを支援する理由
バフェット氏のバークシャーによる石油化学事業の買収で、オキシデンタルは債務削減と化石燃料に注力へ
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