保育園で不安になる親が知らない「0歳児クラス」の意外な現実とは?(写真はイメージです) Photo:PIXTA
入園して「同じ0歳なのに、どうしてこんなに違うの?」と戸惑う保護者は少なくありません。実は、0歳児クラスには最大1年半もの月齢差があります。だから成長差はあって当然ですが、この違いが、パパやママの不安を大きくする要因にもなっています。違和感の正体や保育現場のリアル、家庭での受け止め方をお伝えします。(社会福祉法人 みなみ福祉会理事長 近藤敏矢)
慣らし保育が終わったと思ったら…
0歳児クラス、想像以上だった現実とは?
この春から保育園に子どもを預け始めたという人もいるでしょう。最初は慣らし保育で、5月のゴールデンウイーク連休明けから本格的な園生活、職場復帰という人も多いと思います。
「本当に、こんなに小さいうちから預けていいのだろうか……」
まだ言葉も話せないわが子を保育園へ送り出す朝、胸がぎゅっと締め付けられるような気持ちになるのは、親として自然なことです。安心安全な保育を実現するためにも、まずお伝えしたいのは、保育園は単なる「預け先」ではなく、お子さんを一緒に育てる「パートナー」であるということ。
そして今回は、小さい子どもには「月齢差」が大きいこと、同じクラスでも成長の段階はまったく違うことをお伝えします。
保育園の学年は「4月1日時点の年齢」で決まります。つまり、4月生まれの子と翌年3月生まれの子は同じクラスでも、約1年の差があります。
さらに0歳児クラス特有の事情として、「4月1日時点ではまだ生まれていない子」も途中から入園してきます。例えば、前年の4月に生まれた子と、12月に生まれて翌年の2月に入園した子が同じクラスで過ごすこともあります。その月齢差は、なんと約1年半にも及びます。
首が座る、寝返りを打つ、つかまり立ちをする、歩き出す――。人生の中で一番成長と変化が激しいこの時期に、異なる成長段階にいる子どもたちが同じ部屋で過ごしている。それが0歳児クラスの現実です。







