投資会社バークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェット会長兼最高経営責任者(CEO)(95)は、毎年恒例の感謝祭の手紙を「私は『静かになる』つもりだ。ある意味で」という言葉で始めた。同氏は今後も毎年、3人の子どもと株主宛ての感謝祭メッセージは書き続けるが、グレッグ・アベル氏が今年末にCEOに就任した後は、バークシャーの株主への手紙を書くことはなくなる。10日に公表された幅広い内容の手紙で、バフェット氏は自身の逸話やビジネス・人生の教訓を織り交ぜながら、慈善寄付とCEOの報酬に関する新たな計画も明かした。注目点は以下の通り。 自身の状態について:自身の状態について:おおむね体調は良好だが、加齢によるバランス感覚、視力、聴力、記憶力への影響を感じているという。「動きが遅くなり、読書もますます困難になっているが、週5日オフィスに出勤し、素晴らしい人たちと働いている」