米連邦緊急事態管理局(FEMA)のデービッド・リチャードソン局長代行が17日、辞任した。国土安全保障省(DHS)のクリスティ・ノーム長官は前任のキャメロン・ハミルトン局長代行を解任し、5月上旬にリチャードソン氏を後任に任命していた。FEMAでは同月下旬にも、ナンバー2代行のメアリーアン・ティアニー氏が辞任している。DHSの報道官によると、FEMA首席補佐官のカレン・エバンス氏が12月1日にリチャードソン氏の後任に就く。同報道官はリチャードソン氏の辞任の理由を明らかにしなかった。リチャードソン氏は緊急事態管理の経験がなく、FEMAを運営する能力について官僚らから批判されていた。同氏は海兵隊の地上戦闘部隊の将校を経て、国土安全保障省の高官を務めていた。
災害対応の米FEMA、局長代行が辞任
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