偏差値や大学進学実績だったら開成が上ですが、海城にはサイエンスセンターがあり大好きな理科の施設が整っている。しかも面倒見もいい。帰国生もいるので英語力が高い子も一定数いる。
開成は確かに素晴らしい学校ですが、授業は担当の先生任せの部分があるので、やはり相性とか当たり外れがあるのも事実です。
一方、海城のほうは授業やカリキュラムがシステム化されているので、どの学年のどのクラスの先生になったとしても当たり外れが少ない。このことに気付き、親子の合意のもと、海城を受験することにした子もいます。
(注:開成の入試日は2月1日、海城は2月1日&2月3日)
このように、学校には偏差値では見えてこない個々に感じる魅力というものがあるのです。それくらい、各ご家庭によって考え方が違うのが併願校も含めた受験校の選び方です。
もし、個人的事情で悩み事があるなら、直接、学校に相談してみてください。相談会でも電話でも、困り事を伝えたときの対応で学校の実態がわかるケースがあります。
例えば、学校に電話で相談して事務の人が出たときに「今、先生がいないから分かりません」と冷たく扱われる学校と「のちほど担当の教員から折り返します」と言って、本当にかけ直してくれる誠意がある学校とに分かれます。合同相談会でも、誠実に応対してくれる先生がいるかどうかというのが1つのポイントになります。
学校説明会では広報の先生よりも誘導係などに駆り出されていそうな先生に声掛けしてみてください。学校を宣伝することが仕事の広報担当者は「見られている意識」を強く持っています。彼らの行動は、必ずしも、その学校の先生たちの実態を表しているわけではない点を心に留めてください。
きちんと応対してくれたか、子どもたちとのコミュニケーションはどうか。生徒本位で動いてくださる先生がどのくらいおられるのかでも学校の価値は変わります。
家族会議では偏差値・大学合格実績なども大事ですが、やはり子どもが行きたいと願っている学校を聞いてみて、親から見てこういう点が我が子に合っているという学校をセレクトしながら、意見を一致させていくのが理想です。







