米フロリダ州マイアミで9日に市長選が実施され、民主党候補のアイリーン・ヒギンス氏がドナルド・トランプ大統領の支持を受ける共和党候補に勝利した。民主党候補がマイアミ市長選で勝利するのは、約30年ぶりとなる。今回の勝利はまた、2026年の中間選挙を前に民主党にとってさらなる追い風となる。最近実施された知事選やその他の選挙では、民主党が勝利また予想を上回る結果を残しており、マイアミ市長選もその中で全国的な注目を集めていた。マイアミ・デイド郡の選挙管理委員会の開票速報によれば、ヒギンス氏の得票率は9日夜の時点で59%となり、共和党候補のエミリオ・ゴンザレス氏の41%を上回った。市長選では11月4日に1回目の投票が実施され、今月9日には上位2人の決選投票が行われた。