データ分析の米パランティア・テクノロジーズは、競合の人工知能（AI）企業パーセプタに対する法的措置を拡大した。パーセプタの最高経営責任者（CEO）と従業員2人が、パランティアの従業員と顧客を引き抜くため広範な取り組みに関与したと非難している。パランティアは裁判所への提出書類で、パーセプタの共同創業者でCEOを務めるハーシュ・ジェインと共同創業者のラーダ・ジェイン氏が勧誘禁止契約に違反し、積極的にパランティア従業員の引き抜きを図ったと主張。パーセプタは自社の「模倣」企業だとしている。また、元従業員のジョアンナ・コーエン氏がパーセプタ移籍前に自社の機密文書を盗んだと訴えた。