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言葉は頼もしいパートナー。あなたに力や勇気や幸せを与えてくれます。「大人の言い換え力」に磨きをかけて、日常のピンチを華麗に切り抜けたり、果敢に立ち向かったりしましょう!(クイズ制作/石原壮一郎)
クイズ
半年前に異動してきた同僚は、新しい提案に対して「できる方法」を考えるより前に、「できない理由」を並べ立てる。これまでも、自分の企画を何度つぶされたことか……。
今日の会議でも、渾身の企画に「こういう問題点が…」などとケチを付けてきて、旗色が悪くなりかけている。
「うるさい、黙れ!」の代わりに、どんな言葉で形成を逆転するか?
(A)「貴重なご指摘ありがとうございます。プラス面はどうお考えですか」
(B)「その点は大丈夫です。私が責任を持ってきちんとクリアいたします」
(C)「まずは建設的に『できる方法』を考えてみるのはいかがでしょうか」
(B)「その点は大丈夫です。私が責任を持ってきちんとクリアいたします」
(C)「まずは建設的に『できる方法』を考えてみるのはいかがでしょうか」
正解は……
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A
△ (A)「貴重なご指摘ありがとうございます。プラス面はどうお考えですか」
× (B)「その点は大丈夫です。私が責任を持ってきちんとクリアいたします」
◎ (C)「まずは建設的に『できる方法』を考えてみるのはいかがでしょうか」
解説
「できる方法」を考えるより「できない理由」を並べるほうが、はるかに簡単で楽です。それでいて本人は鋭い意見を言っている錯覚を抱きがち。そういう姿勢はよくないとさんざん言われていますが、どこの職場にもどんな集まりにも、この手の人は生息しています。
会議の場でも、もっともらしさに流されて、新しい可能性の芽がつまれる場面は少なくありません。ここはCがオススメ。正論が持つ破壊力で雰囲気をひっくり返しましょう。
丁寧な言い方で相手を油断させつつ、たぶん答えられない問いをぶつけるAも、なかなか痛快です。ただ、そういうヤツなので上手に話をそらしてくる可能性が大。
Bは、気合は伝わるにせよ具体的な説明になっていないので、足を引っ張る側の思うツボです。








