米国のハワード・ラトニック商務長官は、ドナルド・トランプ大統領がデンマーク自治領グリーンランドの獲得に向けて欧州8カ国に追加関税を課す構えを示したことへの欧州首脳陣やカナダのマーク・カーニー首相の反応はおおげさだったとの認識を示した。スイス東部ダボスで開催中の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)でのブルームバーグTVのインタビューで「彼らは過剰に反応した。今では理にかなった枠組みがあることがその証拠だ」と語った。ラトニック氏が言及したのは、トランプ氏が21日、北大西洋条約機構(NATO)のマルク・ルッテ事務総長と合意したと発言した枠組みだ。トランプ氏は交流サイト上で、ルッテ氏とグリーンランドを巡る米欧の対立を解消する「将来のディール(取引)の枠組み」で合意し、グリーンランド絡みの関税計画を撤回すると表明した。