米国で最高額レベルの大学院学位が値下げ販売されている。授業料を大幅に割り引くビジネススクールが増えており、学生は年間で最大50%、つまり数万ドルを節約できることになる。学校に戻るべきか検討中の社会人にとって、これは借金せずに学位を取得する道を開くものだ。しかし、出願者の獲得に苦戦している多くの学校にとって、こうした割引はビジネスモデルとして持続可能ではないかもしれない。こうした値下げは、厳しい雇用市場でなかなか成果を上げられずにいる社会人を対象にした、より短期間で専門性の高いビジネス系の学位に適用される傾向がある。特に若手の社会人は、人工知能(AI)が自身のキャリア計画を狂わせるのではないかと不安を抱いている可能性がある。そのためビジネススクール側は、ビジネス系の大学院学位を取得すれば、順調なキャリアから長期間(あるいは全く)離れることなく、AI分野の専門知識で優位に立てると売り込んでいる。