米オレゴン州の旅行アドバイザーであるキャロル・トリコッシュ氏は昨年12月、顧客を大きなリスクから守った。10人グループの5泊6日のロンドン旅行を当時の為替レートで確定したのだ。それ以降、ドル相場は急落している。トリコッシュ氏は「ドルが変動すれば、ホテル代が上がる。私を通せば、レートは固定される」と述べ、足元のドル安が海外旅行を希望する、あまり裕福でない米国人の状況を厳しくしていると付け加えた。「そうした人々は今のところ見かけない」ドルが数年ぶりの安値に下落したことで、世界市場における米国の卓越した地位への懸念が再燃し、ホワイトハウスからは相反する声明が相次ぎ、海外旅行から米国企業の利益、欧州の家具輸出に至るまで、あらゆるものの計算式が変わった。