米国とイスラエルによる10日間にわたる激しい空爆でイランの指導部は打撃を受けているものの、依然として統制を維持し戦闘能力を保持しているようだ。イランの高官らは空爆の標的となっており、公の場に出ることを避けているものの、団結と反抗を示すメッセージを定期的に発信している。イラン軍は、ミサイルの発射数こそ開戦当初より減少しているが、ペルシャ湾岸諸国やイスラエルなど広範囲にわたる戦線で重要目標への攻撃を続けている。イランの都市部では治安部隊が厳重な警戒態勢を維持しており、1月に政権を揺るがしたような抗議活動の大規模な再発は見られない。同国指導部の内部構造は不透明であり、特に米国とイスラエルが地上部隊を投入していない状況では、実態を確実に把握することは困難だ。しかし、指導部の実効性を示す目に見える証拠は、米国とイスラエルが望む政権の迅速な崩壊がまだ実現していないことを明確に示している。
イラン指導部、統制力と戦闘能力なお保持か
米・イスラエルが望む政権崩壊が実現していないことを明確に示している
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