ドナルド・トランプ米大統領が望む原油相場の水準は1バレル=50ドル程度かもしれない。しかしイランとの戦争で、トランプ氏はリセッション(景気後退)を想起させるような価格上昇を招きつつある。北海ブレント原油の相場は8日遅くに120ドルに迫ったが、9日朝には100ドル近辺まで反落した。その後、トランプ氏が記者に対し、戦争は近く終わる可能性があると語ったことが伝わり、9日遅くには90ドル近辺まで下げた。政府や消費者が原油高に反応を示す明確な価格水準があるわけではない。ただエネルギーアナリストらによれば、1バレル=110~120ドルに達すると原油需要が減退し始めるという。こうした価格水準が持続すれば、激震とまではいかずとも、経済への足かせとなる。
原油相場、景気に悪影響及ぼす水準に接近
世界の石油依存度は低下したが、価格急騰はなお痛手に
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