米実業家イーロン・マスク氏は、自身が率いる衛星通信サービスのスターリンクについて、端末をロシアのドローン(無人機)が「不正使用」するのを阻止したと明らかにした。ウクライナは、スターリンクがロシアのドローン攻撃を補助する危険なツールになっているとして、使用の阻止を求めていた。スターリンクがウクライナ軍の通信を支える基幹技術になったことで、マスク氏が難しい立場に置かれていることが浮き彫りになった。ウクライナのミハイロ・フェドロフ国防相は1月29日、スターリンクを傘下に持つ米スペースXに対し、ロシアのドローンがスターリンクに接続してウクライナに侵入するのを阻止する方法を伝えたと述べた。スターリンクを利用するドローンは低高度を飛び、電子戦に強く、遠距離からリアルタイムで操縦できるため、妨害しにくいという。