クウェートが一部油田で減産を開始した。原油が国内に滞留し、貯蔵スペースが残りわずかになったためだ。複数の関係者が明らかにした。石油貯蔵を巡る危機が国際市場に新たなリスクをもたらす可能性がある。これら関係者の話では、石油輸出国機構(OPEC)設立当初からの加盟国であるクウェートは、石油の生産・精製を一段と制限し、国内需要分だけにとどめることを協議している。こうした幅広い減産を巡る判断は数日中に下す見通しだ。海事データ分析のケプラーは、クウェートが減産を開始した兆候が観察されるとしている。近く減産幅を拡大しない場合、貯蔵施設が約12日間で満杯になるため、クウェートは生産量をさらに削減する必要があるとの見方を示した。