米国とイランは、長年にわたり両国を悩ませてきた問題を巡り外交的な膠着(こうちゃく)状態に陥っている。紛争は戦争でも平和でもないグレーゾーンに落ち着いている。停戦は2カ月目に入り、散発的な衝突は起きているものの、停戦前の戦闘期間とほぼ同じ期間続いている。米国もイランも妥協する用意があることを示す兆候はほとんど見られないが、どちらも戦闘再開は望んでいない。ドナルド・トランプ米大統領は11日、イランとの停戦は「生命維持装置につながれた状態」だと警告し、イランに核開発計画を放棄させるという自身の目標を撤回するつもりはないと述べた。 ホワイトハウスで記者団に対し、イランはトランプ氏がこの紛争に疲れたり飽きたりする、あるいはエネルギー価格の高騰により紛争終結を迫られると考えている、と語った。