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デジタル化や脱炭素の潮流が加速し、物価高の影響も続く。足元ではトランプ関税も、企業にとって大きな試練となりそうだ。本連載では、上場企業が発表した直近四半期の決算における売上高を前年同期と比べ、各業界の主要企業が置かれた状況を分析する。今回は大和ハウス工業、積水ハウス、積水化学工業の「住宅メーカー」業界3社について解説する。(ダイヤモンド・アナリティクスチーム 大根田康介)
四半期増収率は
3社ともプラスに
企業の決算データを基に「直近四半期の業績」に焦点を当て、前年同期比で増収率を算出した。今回の対象は以下の住宅メーカー業界3社。対象期間は、1月期決算の積水ハウスは2025年11月~26年1月期(26年1月期第4四半期)、3月期決算の大和ハウス工業と積水化学工業は26年10~12月期の第3四半期としている。
各社の増収率は以下の通りだった。
・積水ハウス
増収率:5.6%(四半期の売上高1兆2622億円)
・大和ハウス工業
増収率:7.8%(四半期の売上高1兆3993億円)
・積水化学工業
増収率:1.2%(四半期の売上高3301億円)
四半期増収率は3社ともプラスとなった。
積水ハウスの通期決算を見ると、売上高は4兆1979億円で前期比3.4%増、営業利益は3414億円で同3.0%増、純利益は2320億円で同6.6%増だった。収益は過去最高を更新した。
大和ハウス工業と積水化学工業の第3四半期累計を見ると、大和ハウス工業の売上高は4兆302億円で同2.0%増、営業利益は3635億円で同1.8%増だったが、純利益は2253億円で同4.8%減となった。
積水化学工業の売上高は9599億円で同0.5%増、営業利益は729億円で同5.8%減、純利益は478億円で同30.2%減だった。
積水ハウスが増収増益を果たす一方で、なぜ大和ハウス工業と積水化学工業は利益面でマイナスとなったのか。また、通期決算はどんな予想をしているのか。次ページ以降で詳しく解説する。







