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「実績はあるのになぜか書類選考で落ちる…」そんな悩みはありませんか?実は人手不足の今でも、採用担当者が履歴書を「秒で不採用」にする絶対NGな共通点が存在します。志望動機の質やスキルの高さ以前に、多くの人が無自覚に犯している「意外なほど些細なミス」とは何か。書類選考の通過率を劇的に変える4つの鉄則を解説します。本質的でない理由でチャンスを逃さないための、最新の対策を人事コンサルタントが解説します。(人材研究所ディレクター 安藤 健、構成/ライター 奥田由意)
志望動機は使い回す!?
履歴書の書き方に変化
労働市場の環境変化によって、採用活動も変わります。履歴書の志望動機は、以前は、会社ごとに違ったことを書くのが普通でしたが、今、リクルートやマイナビなどの新卒・転職サイトでは、オープンESという、どの会社にも共通して出せるエントリーシートを作り、共通した志望動機でもよいという流れになっています。
というのも、今の転職市場や新卒就活市場では、志望度は面接の過程で高めていくことが常識になっており、履歴書を出す段階では、そこまで絞り込んだ動機を書く必要がないからです。
では、志望動機欄には何を書けばいいのでしょうか。「私はこういう『軸』で、こういうきっかけで、こういう会社を探しています。御社がそこに合致していると思い応募しました」という、応募者が会社を選ぶ基準を書けば十分なのです。
つまり、それだけ人手不足で売り手市場になっているということです。ある財閥系ディベロッパーのグループ会社の中途採用では、中途採用であるにもかかわらず、新卒採用のような企業説明動画を用意して、エントリーした人に「エントリーしていただきありがとうございます。うちの会社ではこんなことをやっているので、ぜひ動画を見てください」と紹介しているくらいです。
今は、どうすればエントリーしてくれるかという採用広報、エントリーしてくれた人をいかにつなぎとめるかという「リテンション(維持)」、いかに入社動機を形成するかという「口説き」に重点が置かれ、私が相談を受けるのも主にこのプロセスが中心です。
採用活動も時代の流れを反映して変化しているのです。
しかし、残念ながら、いまだに「履歴書の書き方」でシステマチックに不採用にしているケースが採用の現場で散見されます。
今回は、「形式的な書類落ち」を避けるために知っておくべき4つのポイントを紹介します。
本質的ではない点を突かれて書類落ちに終わってしまうのは避けたいところです。「そんなしょうもないことで?」と驚かれるかもしれませんが、皆さんが入社を希望される会社がそのような基準を設けているかどうかはわかりません。ぜひリスクヘッジとして取り入れてみてください。







