『脳の専門医が教える 100歳までボケない脳』(ダイヤモンド社)は、7000人の脳を診察し、3000本以上の論文を読破した脳の専門医が、科学的根拠に基づいて「一生ボケない脳のつくり方」を徹底解説した1冊。【血圧】【食事】【睡眠】【速歩】【呼吸】【お酒】の習慣術で、100歳まで健やかな脳を育てるノウハウを紹介する。
※本稿は、『脳の専門医が教える 100歳までボケない脳』(ダイヤモンド社)をもとに編集したものです。
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血圧はどのくらいに保つのが「正解」?
最近、「あれ、何を取りに来たんだっけ?」「あの人の名前、なんだっけ?」と、日常のちょっとした物忘れが気になり始めていませんか? 年齢のせいだと諦めがちですが、実は将来の認知症を防ぎ、脳の健康を保つための大きなカギは、毎日の「血圧」に隠されています。
高い血圧は血管を傷つけ、脳への血流を悪化させてしまいます。では、大切な脳を守るために、血圧はどのくらいに保つのが「正解」なのでしょうか?
脳の専門医が教える血管の「理想郷」とは?
まず知っておいていただきたいのが、血管と脳にとって最も負担のない、理想的な「至適(してき)血圧」です。家庭で測定した場合、以下の数値が基準となります。
【至適血圧】(家庭で測定した場合)
● 上の血圧:115mmHg未満
● 下の血圧:75mmHg未満
● 上の血圧:115mmHg未満
● 下の血圧:75mmHg未満
ここで非常に重要なのは、「上が115未満なら、下は80でもOK」といった妥協は一切ないということです。「上も下も」この基準内にしっかりと収まっている状態こそが、脳の血管にとって負担が最も少ない「理想郷」なのです。
この数値をキープできれば、血管へのダメージは最小限に抑えられ、脳の細胞にもたっぷりと酸素や栄養が届けられます。



