約4000社もある上場企業の中から、本来の価値より安い「お宝銘柄」をどう見つけ出すか? SNSのトレンド活用から、検索ツールの限界、『会社四季報』の網羅力まで、投資スキルを飛躍させる最強の3ステップを大公開。デジタルとアナログを賢く融合させたこのルーティンを身につければ、機械的な検索では絶対に出会えない隠れた優良企業がザクザク見つかります!

【儲かる株探しの3ステップ】SNSから四季報まで…割安株を見つける最強のルーティンPhoto: Adobe Stock

【銘柄探しの3ステップ】
SNSから四季報まで、割安株を見つける最強のルーティン

株式投資において、本来の価値よりも安く放置されている「資産バリュー株」を見つけることは、利益を出すための王道とも言えます。しかし、約4,000もある上場企業の中から、どのようにお宝銘柄を探し出せばよいのでしょうか。

今回は、個人投資家がステップアップしながら実践できる、銘柄発掘の具体的なアプローチをご紹介します。

ステップ1:SNSを「銘柄探しの入り口」にする

真っ白な状態から銘柄を探すのが難しい場合は、まず今のトレンドや他の投資家の視点を知ることから始めましょう。

まずXなどで「資産バリュー株」を検索して、ほかの投資家が注目している株や買った株を参考にしてみるのもいい。良さそうな銘柄があったら、グレアム指数などで調べてみることだ。
――『50万円を50億円に増やした 投資家の父から娘への教え』より

SNSはリアルタイムな情報の宝庫です。ただし、他人の推奨を鵜呑みにしてそのまま買うのは禁物です。SNSで気になる銘柄を見つけたら、証券会社のツールを使い、PERやPBRといった客観的な指標に照らし合わせて、本当に割安なのかを「自分の頭で検証する」プロセスを必ず踏むようにしてください

ステップ2:スクリーニングツールの「限界」を知る

次のステップとして欠かせないのが、証券会社が提供している「スクリーニング(条件検索)機能」です。「PBR1倍未満」などの条件を入力すれば、一瞬で候補を絞り込めます。

最近は証券会社が提供しているスクリーニング機能が、かなり優秀だ。ただ何年かたてば、何度スクリーニングしても「その株はもう調べたな……」となる日が訪れるだろう。
――『50万円を50億円に増やした 投資家の父から娘への教え』より

デジタルな検索は非常に効率的ですが、指定した条件にわずかでも届かない銘柄は無慈悲に切り捨てられてしまいます。投資歴が長くなるにつれ、検索結果にいつも同じような顔ぶれが並び、新たな発見がなくなる停滞期が訪れることがあります。

ステップ3:壁を越える究極の武器『会社四季報』

スクリーニングでの銘柄探しに行き詰まりを感じたら、最後は原点にして頂点のアナログ手法を取り入れましょう。

そんな状態になったら、『会社四季報』にも目を通してみるといい。四季報は、その名の通り年4回(3月、6月、9月、12月)発行される企業情報誌で、日本の上場企業の財務データや業績予想、事業内容、株価指標などが詳しく掲載されている。
――『50万円を50億円に増やした 投資家の父から娘への教え』より

分厚い『会社四季報』のページをパラパラとめくる最大のメリットは、「思いがけない銘柄との偶然の出会い」があることです。検索条件の網からギリギリ漏れていたけれど、実は事業内容が面白く、財務も安定している隠れた優良企業に気づくことができます。

SNSでヒントを得て、スクリーニングで効率よく絞り込み、最後は四季報で網羅的に探す。この3つのアプローチを組み合わせることで、あなたのお宝銘柄を発掘するスキルは飛躍的に向上するはずです

※本稿は『50万円を50億円に増やした 投資家の父から娘への教え』(ダイヤモンド社)をもとに編集したものです。