ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰
若き研修医の視点から日本の医療が抱える問題を描いた、佐藤秀峰の人気マンガ『ブラックジャックによろしく』。永禄大学附属病院(永大病院)の研修医・斉藤英二郎は第4外科での研修が終わり、精神科で研修が始まった。リアルな描写で衝撃を与えた医療マンガの第102話「そして患者は作られる」を掲載する。
【あらすじ】
主人公は永禄大学附属病院(永大病院)の研修医・斉藤英二郎、25歳。精神科で研修中だ。
そんな中、ある小学校で、刃物を持った男が窓から教室に侵入し、多くの児童を襲い、児童8人が犠牲となった。男は精神病院に入退院を繰り返していたようで、「精神安定剤を10回分まとめて飲んだ」などと供述しているという。
しかし、斉藤の指導医である伊勢谷は「男はもしかすると精神障害者ではありません」と推測し、「精神障害者を装えば無罪になると思ったのではないか」と自論を訴えた。それを聞いた読捨新聞社の記者・門脇耕太郎は、取材班に訴えて新たに取材を始め、小さな記事を紙面に載せることができた。
取材の過程で門脇は男の入院歴の詳細について調べた。それを伊勢谷に見せると新たな可能性がわかった。
男が以前、同僚に精神安定剤入りのお茶を飲ませた事件で逮捕された際、当時の精神科医と行政は男を責任能力なしとして不起訴、精神科に入院させた。しかし、男は治療が必要だったわけではなく、検察が起訴するのが面倒で男を「精神障害者に仕立て上げた」のではないかということだった。
門脇の訴えを聞いた、取材の指揮を取る種本の反応は――。
若く、高い志をもった斉藤が、日本の医療の厳しい現実と向き合いながら成長していく物語。マンガの続きは『ブラックジャックによろしく』でチェック!
ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰
ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰







