米石油大手シェブロンのマイク・ワース最高経営責任者(CEO)は今週、トランプ政権の当局者らと喫緊の問題について協議した。カザフスタンにある同社の大規模事業をウクライナ戦争の巻き添え被害から守る方法だ。ウクライナの最近のドローン(無人機)攻撃により、ロシアのノボロシースク近郊の黒海でタンカー4隻が被害を受け、シェブロンがチャーターしたタンカーも含まれていた。ノボロシースク港は主要な石油輸出拠点であり、シェブロンが一部を所有するパイプラインの終点でもある。このパイプラインは世界の1日当たりの石油供給量の2%を占めている。攻撃後、パイプラインでの原油積み込みが制限され、カザフスタンは貯蔵能力が限られているため石油生産を抑制せざるを得なくなっている。