トランプ米政権は27日、11月の中間選挙を前に、郵便投票の制限や有権者名簿の作成を定めた大統領令を連邦機関が実施できるよう、最高裁に求めた。ドナルド・トランプ大統領が3月に署名したこの大統領令は、連邦選挙の管理に行政府を関与させることを目的としている。だが合衆国憲法は、選挙に関する権限を大統領ではなく州と議会に与えているため、選挙法の専門家の多くが大統領令の合法性に疑問を呈している。司法省のジョン・サウアー訟務長官は最高裁への緊急上訴で、大統領令の執行を阻止している下級裁判所の差し止め命令を解除するよう求めた。同氏は、11月3日の中間選挙前に連邦機関が大統領令を施行するのに十分な準備時間を確保できるよう、最高裁が即座に介入するよう促した。