米ニューヨーク連銀のジョン・ウィリアムズ総裁は29日、追加利上げを急ぐ必要はないとの認識を示した。連邦準備制度理事会(FRB)は今月、3年ぶりとなる利上げを決定した。ウィリアムズ氏は、インフレ率は依然高すぎる水準にあり、物価上昇を抑制するために「年内遅く」にもう一度利上げするのが適切となる可能性があると述べた。ただ、現時点では、FRBはさらなる金融引き締めに踏み出す前に、追加データを検討する時間を取ることができるとの見方を示した。同氏はニューヨーク州バファローでの講演で、「9月の会合での政策措置を踏まえれば、急ぐ必要はない」とし、「さらに情報を集める時間はある」と語った。今回の発言は、10月後半に開かれる次回の連邦公開市場委員会(FOMC)におけるFRBの次の動きを巡る市場の見方を変える可能性がある。今年は10月と12月にあと2回のFOMCが予定されており、投資家は利上げがどちらか一方の会合で行われるのか、あるいは両方で行われるのかを見極めようとしている。
NY連銀総裁、追加利上げは「急ぐ必要ない」
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