好決算の銘柄を買ったのに、なぜかすぐに株価が下がってしまう……。多くの投資家が陥るこのワナを回避し、力強い上昇トレンドに乗り続けるためには、業績以外の「ある指標」のチェックが欠かせません。株価の大きなうねりを生み出すのは、巨額の資金を動かす「主役」の存在。その動きを味方につけ、投資の勝率を劇的に高めるためには、一体どこを見ればよいのでしょうか? 実践的な銘柄選びのヒントに迫ります。
イラスト:ひらのんさ
実践的な銘柄選びのヒント
株式投資において、「好決算を発表した銘柄を買ったのに、すぐに株価が下がってしまった」という苦い経験を持つ人は少なくありません。実は、株価が上昇トレンドを描き続けるかどうかを見極めるためには、業績だけでなく「ある指標」をチェックすることが重要です。
そこで、短期間で資産を増やすための実践的な銘柄選びのヒントをお伝えします。
株価を押し上げる「主役」は誰か?
銘柄をスクリーニングする際、多くの人が見落としがちなのが企業の「時価総額」です。時価総額とは、現在の株価に発行済株式数を掛けたもので、その企業の実質的な規模を表します。
――『5年で1億貯める株式投資』より
株価の大きなうねりを生み出すのは、豊富な資金力を持つプロの投資家、すなわち「機関投資家」です。
時価総額が小さすぎる銘柄は、機関投資家が社内ルールなどで投資対象から外していることが多く、主に個人投資家同士の売買にとどまります。そのため、一時的に株価が上がっても、買いの勢いが長続きしにくいという弱点があるのです。
上昇トレンドを決定づける「出来高」の秘密
では、プロの資金流入を味方につけるためには、具体的にどの程度の規模を基準にすればよいのでしょうか?
――『5年で1億貯める株式投資』より
好決算をきっかけに機関投資家の巨額の資金が流入すると、「出来高」が急増します。この出来高をともなった強い買いエネルギーこそが、株価を力強く、そして継続的に押し上げる最大の原動力となります。
つまり、投資家が狙うべきは、「機関投資家が参入できる規模(時価総額300億円以上)」であり、「好決算によって彼らの資金が流入し、出来高が急増する銘柄」です。
次に気になる銘柄を見つけた時は、業績だけでなく、ぜひ「時価総額」の大きさにも注目してみてください。巨額の資金の流れに乗ることができれば、投資の勝率はぐっと高まるはずです。


