◆失敗を許容して資産を倍増させる驚きの裏ワザ
大学時代からアニメや声優が好きな“典型的なモテないオタクの理系男子”が、入社した会社でボーナスを貯めた300万円を元手に株式投資をスタート。2年で10倍の3000万円に増やし、さらにその3000万円を1年で5000万円に増やした。結局、わずか5年で働きながら資産1億円を突破! その間、月々の給料は日々の生活費やアニメグッズ、声優の推し活に使い、株式投資への資金追加はまったくのゼロ。ズブの素人でも一つずつ階段をのぼりながら、比較的短期間でお金の不安を解消する投資法を初の著書『5年で1億貯める株式投資 給料に手をつけず爆速でお金を増やす4つの投資法』で徹底指南!

【資産1億円への最短ルート】勝率100%を狙わない「4銘柄・集中分散投資」の極意イラスト:ひらのんさ

【資産1億円への最短ルート?】
勝率100%を狙わない「4銘柄・集中分散投資」の極意

株式投資を始めた多くの個人投資家が目標とする「資産1億円(いわゆる億り人)」。しかし、手堅く広く分散しすぎるインデックス投資だけでは時間がかかりすぎ、かといって1つの銘柄に全財産を注ぎ込むのはギャンブルになってしまいます。

そこで参考にしたいのが、リスクを抑えつつリターンを最大化する「集中分散投資」という考え方です。

資産を大きく増やす「4銘柄への集中」

資産を倍増させるためには、どのようなポートフォリオ(資産配分)を組むべきなのでしょうか。実際に資産を5000万円から1億円へと倍増させた投資家の事例を見てみましょう。

資産5000万円のうち、4000万円を1000万円ずつ4銘柄に分散投資、残り1000万円を優待株などに回しましたが、トータルでは投資を始めてから5年目で、資産1億円に到達しました。
――『5年で1億貯める株式投資』より

ここで注目すべきは、「4銘柄」という絶妙な数です。数十銘柄に広く分散すると、1つの銘柄が2倍になっても全体の資産に与える影響はわずかです。しかし、資金の大部分を自信のある4つの銘柄に集中させることで、そのうちのいくつかが大きく値上がりしたとき、資産全体を力強く押し上げる原動力となります。

残りの資金を優待株などに回して精神的なゆとりを持たせている点も、相場の波を乗り越えるうえで非常に賢い戦略と言えます。

投資に「完璧」は不要。失敗を許容する仕組み作り

集中投資と聞くと、「もしその銘柄が暴落したら……」と不安になるかもしれません。しかし、この手法の本当の強みは「全勝」を必要としない点にあります。

4銘柄のうち、1つは失敗したとしても、資産を倍増できるいい例にもなっているのではないかと思います。
――『5年で1億貯める株式投資』より

株式投資において、すべての予測を的中させることはプロのアナリストでも不可能です。資金を4銘柄に分けておけば、仮に1つの銘柄の見立てが外れて損失を出したとしても、致命傷にはなりません。残り3つの銘柄がしっかりと成長すれば、トータルで資産を大きく増やすことができるのです。

「1勝3敗」では厳しいですが、大きく勝つ銘柄があれば「3勝1敗」あるいは「2勝1敗1引き分け」でも十分に資産倍増は狙えます。大切なのは、失敗を恐れて資金を分散させすぎることではなく、「1つくらい失敗してもカバーできる」という資金管理の仕組みを作ることです。

自分の目でしっかり調べた数銘柄に資金を集中させ、じっくりと成長を待つ。このメリハリの利いたポートフォリオ戦略は、私たち個人投資家にとって大きな学びとなるはずです。

※本稿は『5年で1億貯める株式投資 給料に手をつけず爆速でお金を増やす4つの投資法』(ダイヤモンド社)をもとに編集したものです。