ドナルド・トランプ米大統領は14日、派遣日数が250日を超えた米空母「エーブラハム・リンカーン」の艦内環境を巡る懸念を深刻視せず、海軍が中東に展開している期間は「長いとは言えない」と述べた。記者が艦内環境を巡る乗組員の家族の懸念に言及すると、トランプ氏は「そんなことはない。あの艦は今移動しているか、直ちに移動する。そして非常に似た別の艦と交代する」と述べた。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は先に、米軍があらかじめ計画されていたローテーションの一環で、空母「ジョージ・ワシントン」を中東に派遣してリンカーンと交代させる準備を進めていると報じた。リンカーンは同地域に9カ月近く展開しており、トランプ政権下で長期展開する空母は2隻目となる。5月には11カ月間派遣されていた空母「ジェラルド・フォード」が帰還し、ソ連崩壊後で最も長く展開した空母となった。