「彼(彼女)のことは好きだけど、一緒にいるのがしんどい」。会うたびに傷ついたり、我慢することが増えたりすると、「このままでいいのかな」と迷うこともある。「別れを決断をすべきタイミング」とはいつなのか? 口コミで話題の書籍『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』をもとに、そのヒントを紹介する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)

別れたほうがいいタイミング:「楽しいこと」よりも「傷つくこと」が多い
大切な人だからといって、ずっと一緒にいるべきとは限らない。
どれだけ好きな相手でも、一緒にいることで何度も傷つくと、「もう会いたくない」「少し離れたい」と感じるようになることがある。
一方で、「もう少し待てば、前のような楽しい関係に戻れるかもしれない」と期待してしまうこともあるだろう。
しかし、傷つくことが何度も繰り返されるなら、その気持ちを見過ごさないほうがいい。
好きだった気持ちが大きいほど、相手から受ける傷も深くなることがある。
そして、「好き」という気持ちが残っているからこそ、「これくらいなら我慢できる」「自分にも悪いところがあった」と、つらさを飲み込んでしまうこともある。
だが、恋愛は本来、どちらか一方が傷つくことに耐え続けるものではない。
「自分が傷ついたとき、相手はどうするか」で見極める
もちろん、パートナーと意見がぶつかったり、相手の何気ない言葉や行動に傷ついたりすることは誰だってあるだろう。
だからこそ見ておきたいのは、「自分が傷ついたときに、相手がどう向き合ってくれるか」である。
あなたが「傷ついた」と伝えたとき、その気持ちを受け止めてくれるだろうか。そして、同じことを繰り返さないように行動を変えようとしてくれるだろうか。
それとも、あなたが傷ついていることを知っても、自分の言い分だけを主張し続けるだろうか。
本書には、こんな一節がある。
「好きと言ってくれるか」だけではなく、自分が傷ついたとき、その痛みを大切に扱ってくれる人なのか。
そこにも、二人の関係を考える大切なヒントがある。
「好き」だからといって、我慢し続けなくていい
長く一緒にいれば、楽しかった思い出もある。「この人を失いたくない」と思うこともあるだろう。
それでも、一緒にいるたびに心がすり減り、楽しいはずの時間まで心から楽しめなくなっているなら、自分の幸せについて考えてもいい。
別れることは、相手を嫌いになることでも、これまで一緒に過ごした時間を否定することでもない。
「好きかどうか」だけではなく、「この人といるとき、自分は安心していられるだろうか」と考えてみる。
誰かを大切にするあまり、自分ばかりが我慢し続けてしまっていないか、振り返る時間が必要なのだ。








