どうしてもやる気が出ない。何をするのも面倒で、この状態がずっと続くような気がする――。そんなとき、無理やり自分を奮い立たせようとすると、かえって苦しくなることがある。口コミで話題の書籍『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』には、無理をせず、自分らしく生きるためのヒントがつづられている。本記事では、本書から「やる気が出ないときの過ごし方」について紹介する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)

ワースト1:やる気が出ない自分を責める
やらなければならないことは、たくさんある。それなのに、どうしても体が動かない……。
そんなとき、「自分は怠けている」「もっとがんばらなければ」と、自分を責めてしまう人は少なくない。
しかし、やる気が出ないのは、自分の意志が弱いからとは限らない。
心や体が疲れ、「少し休みたい」と訴えている可能性もある。
『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』には、やる気を失った娘に母がかけた、こんな言葉が紹介されている。
明日も明後日もやる気が出ないように思えても、絶対そんなことはないから。」
――『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』より
人生全体から見れば、何もできない日は、ほんの1日にすぎない。
今日できなかったからといって、明日も同じとは限らない。無気力な自分を責めるより、「今日は休む日だ」と決めるほうが、心はずっと早く回復する。
「未来は変わらない」と決めつけない
やる気が出ないときは、「この先もずっと何もできないのではないか」と考えがちだ。
けれども、今の気分がそのまま未来まで続くとは限らない。
今、何もする気が起こらない理由は未来も今と同じ状況だろうと考えているからよ。」
――『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』より
未来には、自分でも予想していなかった出来事が待っている。
うれしい知らせが届くかもしれない。誰かのひと言に救われるかもしれない。ふとしたきっかけで、もう一度やってみようと思えるかもしれない。
今は、未来を明るく思い描けなくてもいい。ただ、「今の状態が永遠に続く」と決めつけないことが大切だ。
生きるスピードを「自分の心地いいペース」にする
人には、立ち止まる時間も必要だ。
やる気が出ない自分を無理に変えようとするのではなく、まずは十分に休む。眠る。好きなものを食べる。何もせずにぼんやりする。
そうして心と体を休ませているうちに、少しずつ「これならできそう」と思える瞬間がやってくる。
人生は、いつも全力で走り続けなくてもいい。
やる気が出ないときにもっともやってはいけないのは、そんな自分を責め、無理やり動かそうとすることだ。
動けない日は、「今日は休む日」と決めてしまおう。
やる気は、無理に引きずり出すものではなく、休んだ先で自然に戻ってくるものなのだ。









