毎日忙しく働いているのに、なぜか将来に余裕がある気がしない。がんばっているのに報われている実感が持てない――そんなふうに感じたことはないだろうか。口コミで話題のロングセラー『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』(クルべウ著、藤田麗子訳)には、「何をすれば幸せになれるのか。何を手放せば幸せになれるのか」という本質的な問いが静かに描かれている。本記事では、その中から「お金持ちになる人の考え方と行動」について書かれた内容を一部抜粋し、紹介する。(構成/ダイヤモンド社・林えり)
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①「なりたい姿」を明確にする
お金を増やす方法の前に大切なのは、「どうなりたいのか」を決めることだと著者は語ります。
なんとなく働き、なんとなくお金を稼ぎたいと思っているだけでは、大きな成果にはつながらないということ。
つまり重要なのは、「周囲の期待」ではなく「自分の意思」です。
自分が本当に望む姿を考え、その方向にエネルギーを使える人こそが、結果として大きな成果を手にしていくのです。
②「失敗」を前提に行動する
成功している人ほど、実は失敗を避けようとはしません。
むしろ、失敗を「成長の前提」として受け入れています。
一度の失敗で諦めるのではなく、そこから改善点を見つけて次の行動につなげる。
この繰り返しが実力を育てていきます。
本書では、「あなたは失敗するたびに、もっとうまくやれる方法を考え、実行していくだろう」と語られています。
お金持ちになる人は、特別な才能があるというより、「試行錯誤の回数」が圧倒的に多いのです。
③「もっとも重要なこと」に集中する
三つ目は、「本質的なこと」に集中することです。
成功する人は、枝葉ではなく「いちばん大事な部分」に時間を使うといいます。
たとえば飲食店なら、内装や宣伝よりもまず「味」。
作家なら知識量よりも「読者に届く文章」。
このように、「本当に価値を生む部分」に集中することが重要なのです。
そして著者はこう結論づけます。
「なりたい姿になるために本当に必要なことを見極め、ありったけの力を注ぐことが大切だ」
結局のところ、収入は「価値の対価」です。
本質的な実力を高めた人に、経済的評価がついてくるのは自然な流れなのです。
(本稿は『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』を元に作成しました)









