人工知能(AI)システムが新たな生物学的脅威を引き起こす可能性があるという懸念が高まる中、米AI新興企業アンソロピックの幹部2人が、著名投資家ピーター・ティール氏が支援する小規模なスタートアップ企業に出資している。この企業は空気中のウイルスを検知するハードウエアを開発している。アンソロピックのフロンティア・レッドチーム(AIシステムのリスク評価部門)の責任者、ローガン・グラハム氏と、同社の技術部門の一員であるショルト・ダグラス氏は、カリフォルニア州レッドウッドシティーに拠点を置くピルグリムが行った2500万ドル(約39億円)規模の資金調達(シードラウンド)に参加した。同社によると、評価額は1億5000万ドルだった。両氏は、コインベースの共同創業者フレッド・エアサム氏をはじめとする他のテクノロジー業界の幹部とともに個人の立場で出資した。この資金調達ラウンドはベンチャーキャピタルのバックリー・キャピタルが主導した。デザインソフト会社フィグマのディラン・フィールド最高経営責任者(CEO)も以前出資していた。