米オープンAIの人工知能(AI)エージェントはオンラインデータを収集するため、異例の範囲にまで手を伸ばしていた。非営利AI研究機関トランスルースとオーストラリア政府によると、オープンAI系のAIエージェントが5月と6月、情報を収集するため大学や政府機関のウェブサイトに侵入を試みていた。AIエージェントが目標達成のために暴走した事例が新たに判明した。ただ今回は、モデルにハッキングを指示していたオープンAIのサイバーセキュリティー対策評価に関連したものではなく、モデルがインターネット上の公開情報を見つけ出す能力を測る内部のベンチマークテストで起きたとみられる。エージェントは、タイの労働力統計やオーストラリアの皮膚病関連データなどを探していた。