そりゃ老けて見えるわ…現役美容師がおススメしない「白髪の染め方」写真はイメージです Photo:PIXTA

年齢を重ねるごとに増えてくる「白髪」。そのままにしておくべきか、黒く染めるべきか、迷う人も多いでしょう。しかし現役美容師の目線では、どちらにも良しあしがあります。せっかくお金と時間をかけて施術したのに、白髪が染まり切らずムラが出て、「老けた印象」を解消できない場合もあります。白髪との適切な向き合い方を、現役美容師が本音で解説します。(現役美容師・ライター 操作イトウ)

白髪はそのままでOK?それとも染めるべき?

 突然ですが、皆さんは「白髪」とどのように向き合っていますか?

 そのままにするべきか、あらがって染めるべきか……。この「白髪どうする?」問題は中高年層に限らず、幅広い年代の方にとって悩みの種です。

 早ければ、学生や20代のうちから白髪が増えてくる人もおり、日々のあしらい方に苦戦していることと思います。

 一番手軽な方法は「白髪染め」をすることですが、実はデメリットもあります。現役美容師の立場からすると、「ぜひ染めてください」と一概におススメすることはできません。

 そこで今回は、白髪との適切な向き合い方について考えていきます。

 白髪と向き合っていく上で、中高年層にとって選択肢の一つとなるのが「グレイヘア」。白髪をあえて染めずに「ありのままの良さ」を楽しむスタイルです。

そりゃ老けて見えるわ…現役美容師がおススメしない「白髪の染め方」しっかりスタイリングすれば、グレイヘアのままでもオシャレな印象に Photo:PIXTA

 ですが、グレイヘアを選ぶ場合も「何もしなくてもいい」というわけではありません。

 むしろ、白髪を美しく見せるために艶(つや)が出るタイプのスタイリング剤を使うなど、ヘアケアを上手に行わないと、「疲れた印象」「老けた印象」を与えてしまうことがあります。

 そうしたケアが面倒だという方が、若々しい印象を手に入れるには、やはり白髪に何らかの色を入れることが不可欠になります。

 このうち、いかにも白髪染めをしているという見た目にならない方法としては「白髪ぼかし」というものがあります。これは髪全体を染めるのではなく、明るい色のカラー剤を部分的に使い、白髪を周りの髪になじませて目立たなくする技法です。

 明るい髪色にすることが前提のスタイルとなるため、そもそも明るい色が好みに合わない方や、仕事の関係で難しい方には、あまりオススメできません。

「白髪ぼかし」を除くと、白髪を染める方法は大きく3つあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

 ご自身に合わないものを選んでしまうと、ムラになって白い部分が残ったり、独特な髪色になったりして、「老けた印象」を解消できない場合があるため要注意です。